さようなら、フロッピーディスク
こんにちは、ライフサポート店です。
昨年の日立マクセル・三菱化学メディアに続いて、フロッピーディスクの最大手ソニーも、フロッピーディスクの製造・販売から撤退することが決まりました。
フロッピー大手の撤退により、長い間パソコンの記録デバイスの第一位の座にあったフロッピーディスクは、姿を消すこととなります。
フロッピーディスクの歴史は古く、誕生は1970年代のこと。当時は8インチという大きさでしたが、後に5.25インチ、3.5インチと大きさを変えていき、手軽に持ち運べる容易さと、一枚数百円という低価格で、ながらくパソコンの記録メディアの中心をにないました。ドクター中松が発明者として有名だと思いますが、厳密にはドクター中松の発明は「フロッピーの一部分」のみに当たります。
既にデスクトップパソコン・ノートパソコンといった主流な機器では、フロッピーディスクドライブ自体が内蔵されなくなってきており、記録メディアの時代は半導体に移りつつあります。フロッピードライブ自体、今後は生産数が減ってくるものとおもわれますので、旧友の住所録やなつかしのBASIC打ち込みプログラムなどをお持ちでしたら、今のうちにDVDメディアなどに移し変えておくことをお勧めします。